膝の水とは?
膝の水は 港区表参道 南青山ひのみ療法院へどうぞ!
一般病理学によると
膝の水とは、膝関節に生理的な量以上にお水(関節液)が溜まったものを言います。
通常、膝には2~3mlの関節液があり、膝が滑らかに動く潤滑液の役割をしているのですが、炎症や軟骨などの損傷が起こると、関節液が過剰に分泌され、膝の水となります。
外見的には膨れて押すとプヨプヨした状態で、ダルさや痛み、異物感、不安定感等の症状があります。
原因は、変形性膝関節症、慢性関節リウマチ、軟骨半月板損傷、化膿性関節炎、偽性痛風、シャルコー関節、絨毛結節性滑膜炎等があります。
治療法は、膝の水が溜まり過ぎてしまった場合、圧力が高まって痛みを出してしまうため、まずはこれを注射で抜きます。その後、水が溜まる原因によって、ステロイド、消炎剤、ヒアルロン酸、手術等を行います。
ひのみ療法院では
ひのみ療法院では、膝の水の原因は、「筋肉の硬さ」と考えています。
皆さんは膝の水を何度も抜いたことはありますか?治療を受けていても膝の水が抜けない、もしくはまた直ぐに溜まってきてしまうことはありませんか?
これは、膝に水が溜まってしまう原因が治っていないために水が増え続けてしまうだけでなく、膝の筋肉が硬くなってしまい、水が抜け難くなってしまっている状態です。
原因が治っていないのに、水だけ抜いたり、ステロイドで一時的に抑えたとしても、また溜まってしまうのは当然のことになります。
また、筋肉が硬い状態では、回復するための血液が患部へ届き難くなる上、溜まった膝の水を排出することも難しくなるため、より一層膝の水が取れづらい状態となってしまいます。
そしてその原因である、炎症、膝関節症、リウマチ、半月板損傷等も、筋肉が硬くなることが起因して起こっていると考えています。(例:半月板損傷の説明)
そのため、筋肉を柔らかくし、膝関節への圧力を低下させ、血液を循環させて回復を促すと同時に、溜まってしまった膝の水が、自然と抜けていく状態を作り上げることが何より大切なことになります。
原因の特定
上記に、原因は筋肉の硬さと書きましたが、膝の水に関する病名が多い様に、同じ膝の水でも硬くなっている筋肉がいつも同じとは限りません。
実際には足首や腰が元々悪く、それを庇って負荷が異常に掛かっている場合や、合併症が併発していることもあります。
原因が曖昧なまま施術をするのと、しっかりと把握して施術をするのでは、症状が重ければ重いほど効果に雲泥の差があるため、ご来院されました初回は通常よりも長いお時間を頂き、細かく丁寧に検査やカウンセリングを行ってから施術をさせて頂いております。
施術
施術では、膝だけではなく、背骨、骨盤、足首まで、硬くなっていることが多く見られます。
これらの部位の筋肉をやさしく触れて揺らしたり、ゆっくり無理なく伸ばす方法で、筋肉の過緊張を取って柔らかい状態にし、骨や関節のズレ、歪みを調整し、膝への負荷を減らすことで、膝の水が抜けやすい状態を作っていきます。
回復の過程
症状が軽い場合は、1回の施術でも水が減っているのがわかったり、痛みが無くなったり、可動域が増えたりしますが、症状が重い場合は、施術で改善した後、生活習慣による負担で少し痛みが戻り、その後、また施術をすることで1回目よりも改善し、また、少し痛みが戻るが前よりも良い状態、と言うのを繰り返していき、次第に痛みがなくなっていきます。
必要な通院間隔は、始めは週に3回程度、軽ければ週1回程度の施術を受けて頂き、痛みや膝の水が出てこない期間が増えていく度に通院間隔を空けていきます。
最終的には、膝の水だけではなく、より強く丈夫な膝を作り上げることが目標です。
早期回復させるには?
膝の水を抜く行為をされますと、膝が硬くなってしまいますので、水を抜かないことが基本となりますが、膝の水をパンパンになるほど放置してしまい、更に状態が酷く、施術で水が抜けていく速度よりも早く水が溜まる状態の場合、膝の水それ自体が膝を圧迫し、筋肉が硬くなってしまう原因となりますので、一時的に膝の水を抜く方法をお勧めしております。
パンパンな状態でも、施術をして柔らかくなり、水が抜けていくようでしたらやはりお水を抜かないことをお勧めしています。
その後、また膝の水を抜かなくて済むようにしっかりとケアをして、水が溜まらない膝を作り上げることが大切です。
これらの方法によって、当院では現在までに多くの方の膝の水が解消されています。
膝の水は症状によって違いがありますが、放っておくとより重度の疾患に移行することがあります。
なかなか膝の水が抜けなかったり、根本から膝の水を回復させたい方はお早目にご連絡下さい。
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南青山ひのみ療法院